求人情報詳細
宇宙往還機の概念設計フェーズでの仕様策定検討エンジニア / 500万円〜700万円
ポジション
宇宙往還機の概念設計フェーズでの仕様策定検討エンジニア
仕事内容
1.将来宇宙往還機の重量推算の改善
・情報調査:文献や、メーカHP(メーカへのコンタクト含む)や、Web情報などの調査
・データベース構築:集めた情報を将来宇宙往還機の重量推算
・設計検討:データベース化の過程において、構造、熱、などの教科書レベルの技術検討
・既存機の情報を整理して、開発機体のシステム構成の決定
※重量推算ツール内の推算モデル(データベース)は、WAATSなどの1980年代の情報に基づいているものがあるため、推算モデル2025年の最新の技術情報に更新する予定
2.有翼有人機の概念設計
・概念設計時における、各分野の経験者として設計の勘所を伝授、及び設計手順書の作成
・構造設計やサブシステムの既存文献の調査、内容理解
・構造設計やサブシステムの概念設計の実行
・構造設計やサブシステムの設計手順書の作成
※経験者によるサポートはございます
〈具体的な業務イメージ〉
・構造関連:複合材を適用した場合の効果の推算:単純に物性値を金属からCFRPの置き換えただけでは、正しい重量は見積もれない。航空機の事例(例えばB-787や、A-350)を参考に、同じぐらいの規模の機体を金属から複合材に変更した場合にどの程度の重量軽減が期待できるか調査、推算する。
・装備品関連:AVIO機器や、コンピュータ、もしくは、油圧機器など、2025年の技術で設計するとどの程度の重量になるか?を推算するためのデータベース構築。
・ASCA3のシステム構成:これをどうするのか?については、既存のスペースシャトルや、HOPE、及び、基幹ロケットを事例にシステム構成を仮決めする など
必要業務経験
【必須】
以下全てを満たす方
1.四年制大学もしくは大学院にて以下のいずれかを専攻されていた方
・材料力学
・熱力学
・機力
・流体力学
2.機械関連の設計の実務経験(5年程度以上)
3.エクセルなどの利用経験
4.技術文書の作成経験(設計手順書、請負仕様書、解析書)
【歓迎】
・外部エンジニアリソースの管理経験
・技術試験の実務経験
事業内容
宇宙輸送事業の実現に向けた技術開発・社会実装
職種
機械 / 評価・解析(機械)
勤務地
東京都中央区
勤務時間
・専門業務型裁量労働制
年収
500万円〜700万円
保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、介護保険加入
諸手当
通勤手当:会社規定に基づき支給
書籍購入費補助、懇親会費補助
休日休暇
・完全週休 2 日制(土・日)
・国⺠の祝日
・年末年始(12/29-1/3)
・年次有給休暇(6 ヶ月勤務後 10 日付与)
・夏季休暇(6-9 月に3 日)
・バースデー休暇(社員本人もしくは家族の誕生日:年 1 回のみ)
・その他、就業規則による
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<Why?>
・何故、輸入ロケットではなく、「国産ロケット」なのか?
→ロケットは軍事技術と密接に関係するため、防衛観点から「地産地消=製造した国でしか打ち上げられない」という制限があり、輸入ロケットを使用する場合、コストが膨大になりがち、という課題があります。
・何故、民間スタートアップなのか?
→これまで宇宙開発の領域は国主導で研究開発が行われてきましたが、どうしても慎重にならざるを得ない部分があり、開発スピードに課題があると言われてきました。
・何故、日本発の宇宙開発なのか?
→少子高齢化が高速に進み、経済成長が鈍化し続ける現代日本において、世界でリーダーシップをとれる可能性が高い領域が、実は「宇宙」なのです。風の影響で、「どうしても飛翔体は東に流れる」という前提の中、「日本は東側が海」という世界的に見ても圧倒的な地理的アドバンテージがあります。また、かつて「ものづくり」で世界を席巻したことからも分かるように、「真面目で勤勉、手先が器用な国民性」と製造業の相性が良く、宇宙開発は日本の経済を牽引する重要な産業のひとつになると期待されています。
・何故、Rockoon方式なのか?
→昨今、欧米を中心に人工衛星通信サービスのスタートアップが複数出現する等、世界中でITや通信の領域から宇宙進出が加速しています。そういった、世界的な宇宙ニーズの高まりから、現在、世界中で衛星を打ち上げるためのロケットが不足しており、また、その膨大なコストも、マーケットの成長を妨げる大きなボトルネックとなっています。「安価なロケットの安定供給」という市場のニーズに答えるためのひとつの解が「Rockoon方式」なのです。現在、海外では、飛行機でロケットを運び、空中で打ち上げるという技術は確立されていますが、飛行機よりも気球は「安価」で「安全」、そしてより「高い」高度までロケットを運ぶことができます。しかしながら、ロケットを空中で姿勢制御し、安定射出を実現することが技術的に難易度が高く、現時点で成功しているのが世界中で弊社のみ、となっており、弊社の競合優位性の源泉となっております。
【ポジションの魅力】
・日本発の民間スタートアップとして、スピード感を持って宇宙領域の開発に携われる
・IT領域におけるGAFAMのように、グローバルをリードする日本発のAstro Platform開発に携われる
・まだ立ち上がったばかりの少数精鋭組織で、JAXA出身のエンジニアや技術顧問と一緒に仕事ができる
・宇宙領域の国産スタートアップとして上場を目指す稀少性、経験、SO 等"> 制御・メカトロエンジニア(姿勢制...