求人情報詳細
構造設計エンジニア / 550万円〜900万円
ポジション
構造設計エンジニア
仕事内容
【職務内容】
〈主なミッション(どんな役割を担ってもらいたいか)〉
・弊社で開発する「実証機ASCA1」の主構造についてレイアウト検討、設計図面作成、試験実施等の主構造に関わる業務全般を主にご担当いただきます。
〈具体的な仕事内容〉
・システム要求等の上位要求を基にして、強度条件、使用環境条件などの構造に関わるサブシステム要求の検討・策定
・燃料タンク、エンジン支持構造、機器据付架台などの機体主構造に対する3D CADでのレイアウト検討、および設計図面の作成
・推進系配管、電装機器およびハーネス等の他系統との仕様、インタフェース調整および機体レイアウトの取り纏め
・静強度試験、振動試験等の構造関連の各種試験計画の立案と実施
【募集背景】
組織拡大に向けた増員
【将来宇宙輸送システムについて】
将来宇宙輸送システムは、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を宇宙でも。」をミッションに掲げる宇宙産業スタートアップです。
地球の重力を超え、人や物を宇宙へ運ぶ。かつて夢とされていたこの領域が、いま世界中で"現実のインフラ"として求められはじめています。私たちはこの宇宙輸送の社会実装に向けて、政府や投資家、様々な企業と連携しながら、技術実証・事業化の両面で歩みを進めています。
2022年の創業以来、文部科学省のSBIR採択(最大70億円規模)などの後押しも受け、社員数はすでに150名を超える規模になりました。今まさに、研究開発フェーズから実装・拡大フェーズへと移行するターニングポイントにあります。
私たちの仕事は、ロケット開発だけには留まりません。再使用型の輸送機設計、推進システム、宇宙港との連携、法規制や国際標準への対応、新たな事業創出まで、地上の常識に変える総合格闘技に取り組んでいます。
この難易度が高く、でも限りなく面白い挑戦に、「理想を掲げてやり抜く人」「自ら手を挙げて動ける人」「分野を超えてチームで成果をつくる人」の力が、必要です。
今のあなたの経験も視点も、きっと活きる場所があります。ぜひ、未来の宇宙産業を一緒に切り拓いていきましょう。
【現在のチーム体制】
VPoE(技術部)― 構造Gr (構造設計チーム)― 本ポジション
エンジニア80名程度の組織
・ロケット全体のシステムを見るグループ
・サブシステム検討をするグループ
・エンジン
・機体構造
・電気系
・発射場、施設設計
※スキルや経験を考慮して、チーム内のリーダーを担って頂く可能性もあります
変更の範囲:
会社の定める業務
必要業務経験
【必須】
<必須条件1>
・大学、大学院等で機械工学、材料力学等の機械工学関連の学部を卒業、または専攻された方で以下のいずれかの経験をお持ちの方
-設計実務において、3D CADを用いたモデル作成、または2D図面の製図経験を2年以上お持ちの方
-航空宇宙機器、輸送機器、大型産業機器等の構造設計、または機構設計に関する実務経験を5年以上お持ちの方
<必須条件2>
・必須条件1に加え、以下の経験またはスキルのうち、1つ以上に該当する方
-図面管理、PDMソフトウェアを用いた図面管理等に関する実務経験をお持ちの方(経験年数2年以上、ソフトウェアは問いません)
-製品試験等において、構造や機構に関する試験実施または現場での立会い経験のある方
-サプライヤ、ベンダー等との渉外経験をお持ちの方(経験年数2年以上)
【歓迎】
以下のいずれかに該当する方
・航空宇宙工学の基礎知識がある方
・構造試験などの試験計画の立案、試験実施経験がある方
・薄板軽量構造に関する構造設計の実務経験または知識がある方
・アルミ合金材料の機械加工、構造組立の知識がある方
・CFRP等の複合材に関する実務経験または知識がある方
・金属材料(主にアルミ)のプロセス設計、表面処理設計の知識がある方
・実製品の製造、試験等における現地対応経験を有する方
【求める人物像】
・未知の領域や複数領域にまたがる設計に対して、主体的にチャレンジできる方
・技術課題に対して、原理にたち却って本質を捉え直そうとする方
・チームでの協力とコミュニケーションがとれる方
・スケジュール意識を持って取り組める方
・新しいツールやシステムの導入などに抵抗のない方
事業内容
宇宙輸送事業の実現に向けた技術開発・社会実装
勤務地
以下いずれかの勤務地を想定しております。
【本社】
東京都中央区日本橋1-4-1
日本橋一丁目三井ビルディング5階
【新日本橋オフィス】
東京都中央区日本橋本町3-8-4
日本橋ライフサイエンスビルディング4 7階
【小野町ベース】
神奈川県横浜市鶴見区小野町61-1
小野町ビル3階
【名古屋サテライト】
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
JRセントラルタワーズ 50階
変更の範囲:
会社の定める場所
勤務時間
<技術職・エンジニア> ・専門業務型裁量労働制 <コーポレート/ビジネス> ・フルフレックス(標準 1 日 8 時間)
年収
550 万円 ~ 900 万円
ご経験・能力を考慮の上、決定致します。
【賞与】
有り(年2回)
【昇給・昇格】
有り(年1回)
保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、介護保険加入
諸手当
通勤手当:会社規定に基づき支給
書籍購入費補助、懇親会費補助
休日休暇
・完全週休2日制(土・日)
・国⺠の祝日
・年末年始(12/29-1/3)
・年次有給休暇(入社直後10日付与以降4月一斉付与 ※入社月により変動あり)
・夏季休暇(6-9月に3日)
・バースデー休暇(社員本人もしくは家族の誕生日:年1回のみ)
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<Why?>
・何故、輸入ロケットではなく、「国産ロケット」なのか?
→ロケットは軍事技術と密接に関係するため、防衛観点から「地産地消=製造した国でしか打ち上げられない」という制限があり、輸入ロケットを使用する場合、コストが膨大になりがち、という課題があります。
・何故、民間スタートアップなのか?
→これまで宇宙開発の領域は国主導で研究開発が行われてきましたが、どうしても慎重にならざるを得ない部分があり、開発スピードに課題があると言われてきました。
・何故、日本発の宇宙開発なのか?
→少子高齢化が高速に進み、経済成長が鈍化し続ける現代日本において、世界でリーダーシップをとれる可能性が高い領域が、実は「宇宙」なのです。風の影響で、「どうしても飛翔体は東に流れる」という前提の中、「日本は東側が海」という世界的に見ても圧倒的な地理的アドバンテージがあります。また、かつて「ものづくり」で世界を席巻したことからも分かるように、「真面目で勤勉、手先が器用な国民性」と製造業の相性が良く、宇宙開発は日本の経済を牽引する重要な産業のひとつになると期待されています。
・何故、Rockoon方式なのか?
→昨今、欧米を中心に人工衛星通信サービスのスタートアップが複数出現する等、世界中でITや通信の領域から宇宙進出が加速しています。そういった、世界的な宇宙ニーズの高まりから、現在、世界中で衛星を打ち上げるためのロケットが不足しており、また、その膨大なコストも、マーケットの成長を妨げる大きなボトルネックとなっています。「安価なロケットの安定供給」という市場のニーズに答えるためのひとつの解が「Rockoon方式」なのです。現在、海外では、飛行機でロケットを運び、空中で打ち上げるという技術は確立されていますが、飛行機よりも気球は「安価」で「安全」、そしてより「高い」高度までロケットを運ぶことができます。しかしながら、ロケットを空中で姿勢制御し、安定射出を実現することが技術的に難易度が高く、現時点で成功しているのが世界中で弊社のみ、となっており、弊社の競合優位性の源泉となっております。
【ポジションの魅力】
・圧倒的なスピードで進化するフィールドに参加できる
・JAXA出身エンジニア、大学教授らと最前線で共に開発
・宇宙業界で前例の少ない「上場」を目指す当事者になれる
・行動指針(AstroX Values)
https://speakerdeck.com/astrox/hiring?slide=10"> 制御エンジニア(姿勢制御/飛行制御)